高い化粧品を使うとニキビが治るのか
わたし自身ニキビ肌に対して、あれこれお金をかけてきた人間なので、高い化粧品を使うことに対して、あんまり否定はしたくないです。(笑)
ただ、結果としてわたしのニキビ肌が改善されたのは、高い化粧品のおかげではありませんでした。
だからといって、安い化粧品だったのかというと、それも違います。
わたしがたどり着いたニキビ肌改善策は、「化粧品をつかわない」ということでした。
※
ここでいう化粧品は、化粧水や乳液など、保湿目的でお肌に浸透させるアイテムのことをさしています。
高い化粧品を使ったからといってニキビは治らない
ニキビ跡が目立たなくなった!
ずっと悩んでいたニキビが治った!
なんて口コミのある高い化粧品も多いと思います。
高い化粧品の広告ページにも、ニキビに効果があるように「見せる」宣伝の仕方をしているので、思わず買いたくなる気持ちもとってもわかります。
・・・とってもわかります。(笑)
ただし、はじめにお伝えしたように、高い化粧品を使ったからといってニキビは治りません。
そもそも化粧品というのは、もともとの健康なお肌を保つために作られているものだからです。
医薬品:有効成分の効果が認められているもの。治療や予防に使われる。
医薬部外品:有効成分が一定の濃度で配合されているもの。予防や衛生に使われる。
化粧品:清潔・美化・健やかに保つために使われる。
↑どうですか?
化粧品は「健康的な肌に使うことを前提にしている」というのが見えてきませんか?
医薬部外品と書かれている高い化粧品は?
高い化粧品の中には、
「〇〇配合!効果が認められた医薬部外品です!」
なんてパッケージや広告のものも、結構ありますよね。
「医薬部外品」とかかれると、化粧品よりもなんだか効果がありそうな気がします。
でも、もう一度さっきの枠の中を見てみてください。
まず医薬部外品も、あくまで「予防」が目的なんですね。
さらに、その前の文章が注意ポイントです。
「有効成分が一定の濃度で配合されているもの。」
ということは、ニキビの予防に有効とされる成分が一定の濃さで含まれるもの、という意味になります。
「予防に有効な成分」です。
化粧品と同じく、できてしまったニキビを治すチカラは持っていないんですね。
今あるニキビを治したいなら皮膚科へ
とにかく今あるニキビを何とかしたい!
という場合は、やはり皮膚科に行くことを考えてみてください。
「ニキビを治療する」薬を出せるのは、お医者さんだけだからです。
ただし、皮膚科医が提案してくれるのは、
・今あるニキビを治す薬
だけの場合も正直あります。
これが、「皮膚科にいってもニキビが治らなかった!」と思ってしまう人が増える原因でもあるのですが・・・
詳しくはこちらの記事をご覧ください。
すでに皮膚科には通った。
多少良くなった気がするけど、結局またニキビができる。
これじゃ全然ニキビがなくならない・・・。
もしあなたが、こんな状態の場合は、皮膚科に行くだけではニキビケアが追い付いていないということですね。
そんな状態なら、次はお肌を育てるケアを試す時期かもしれません。
脱ニキビ肌を育てるには、化粧品は使わない
ニキビ肌を改善するには、そもそもニキビができにくくなるお肌を作ることが大切です。
それにはまず、「お肌への刺激物をできる限り無くす」ということが必要になってきます。
刺激物って聞くと、
・タオルでごしごし顔を拭く
・洗顔のときに顔を擦る
・頬杖を突く
・ニキビをさわる
など、あなたもいろいろ気を遣って、避けてきたことがあると思います。
そこに更に避けてもらいたい刺激物を加えます。
それが、化粧水や乳液などの化粧品です。
化粧品が肌に刺激になっている図は、こちらの記事も見てみてください。
ニキビには乾燥が大敵だと思って、高い化粧品や安い化粧品で念入りに保湿をしていた場合は、ちょっとショックかもしれません。
あるいは、そんなの信じられない、と思うかもしれませんね。
いわゆる「肌断食」の考え方の一つなので、賛否両論ももちろんあります。
でも、もしあなたがどんな刺激も受け付けられないくらい、弱りきったお肌の場合は、改善の効果が見込める方法だと思うので、ご紹介しています。
実際、わたしの肌は化粧品を使わないようになってから、ようやく毎日でき続けるニキビに悩まされないようになったんですね。
化粧品でしっかり保湿して、しっかりメイクをしても、他人から
「酷いニキビだな」
と思われていたのに、
今ではメイクをしなくても、
「肌きれいでいいなー」
と言ってもらえるようになったんです。
散々お金をかけてきても、一向に改善されなかったニキビ肌なら、
一度「何もしないニキビケア」というのも試してみる価値があると思います。
何もしないニキビケアに必要なものを並べますので、こちらも参考にしてみてくださいね。