大学生に贈る~ニキビ肌を治した20代女子のブログ

今ではすっぴん肌で外出できるようになった管理人が、ニキビに悩むあなたに情報を発信しています。

ニキビ肌への日焼け止めは、肌状態と相談して見極める

ニキビができ続ける超敏感肌時代に、わたしが行っていた日焼け対策をお話したいと思います。

 

紫外線は、肌にダメージを与えるので、対策をしっかりしないといけません。

 

でも、日焼け止めを塗ったら、洗顔料などを使って落とすことも必要になりますよね?

 

「洗浄力のあるもので洗う」ことで受けるダメージが深刻なときは、

日焼け止めを塗らない、というのも一つの方法だと思います。

 

 

 

 

超敏感肌期には日焼け止めを塗らない

くれぐれも誤解しないでいただきたいのですが、

日焼け止めを塗らない=日焼け対策をしない

ということではありません。

 

紫外線は、お肌が育つのを邪魔する力を持っているものです。

 

肌を育てるという点から見れば、防げるものは、防いだ方がいいです。

 

 

気を付けたいのは、

お肌の育ち具合に合わせた紫外線ケアが必要であるということなんです。

 

 

例えば、洗顔後のお肌のツッパリ感を異常に感じたり、

化粧水をつけただけでもピリピリしたり、

お肌全体が湿しんのように赤らんでいたり。

 

お肌が何に対しても、ものすごく敏感になっている状態のときですね。

 

 

この時は、洗顔料すら受け付けない肌状態の可能性があります。

 

水洗顔が有効に働くような肌状態ですね。

 

⇒水洗顔のやり方

 

ということは、なるべく洗顔料を使うのは避けたいので、後で落とす必要のある日焼け止めは使いません。

 

 

日焼け止めを塗らない代わりに、帽子、日傘、UVマスク、といった小物で紫外線ケアをします。

 

 

小物で100%紫外線が防げるわけではない

f:id:mgreen56:20170929210035p:plain

ここでも気をつけてもらいたいんですが、帽子や日傘などのUVケアでは、紫外線を完全に防ぐことはできません。

 

いくら帽子や日傘で直射日光を避けても、紫外線は地面から跳ね返ってお肌に届いてしまいます。

 

なので、小物での紫外線ケアは、

 

・お肌が何も受け付けない状態

・近所にちょっと出かけるだけ

 

など、場面を選んで活用してみてください。

 

 

日常生活で日焼け止めを塗る場合は

f:id:mgreen56:20170929210411p:plain

わたし自身も、長時間外を歩くときなどは、日焼け止めを塗ってしました。

 

その際に気を付けていたのは、

 

SPF値:10~20前後

・紫外線散乱剤で防いでいる

 

という点です。

 

SPF値の目安

日常生活: SPF10前後
屋外レジャーやスポーツ: SPF10~20/PA++
スキーなど強力な紫外線を浴びるレジャーなど: SPF21~/PA++

 

SPFが10程度でも、日常生活では十分と言われています。

 

SPFは、肌への紫外線ダメージを防ぐ「時間」を表しています。

  

SPFの値が高いほど、紫外線ダメージを長時間防ぐことができる、という意味ですね。

 

細かい説明は省きますが、

SPFの値が高い日焼け止めは、お肌への負担も大きくなります。

 

 

わたしもかつては、紫外線は肌に良くない!

という断片的な印象だけで、日常生活でもSPF50の商品を使っていたりしました。

 

SPF50って・・・

どんな過酷な場所で暮らしてんねん!

 

とつっこまずにはいられませんね(笑)

 

 

今考えてみると、そのころのお肌は、今のような潤いを感じたことがありませんでした。

 

常にゴワゴワ・ざらざらしているのが当たり前。

 

「日焼けをしないようにしている」という点だけで、お肌ケアをしたつもりになっていたのかもしれません。

 

 

そうはいっても、SPFが低い日焼け止めでは心配!

 

という場合は、SPFが高い日焼け止めを塗るよりも、

SPFが低めの日焼け止めと、ファンデーション

を組み合わせる方が、お肌への負担は少ないのでおすすめですよ。

 

スキーや海水浴など、強力な紫外線を長時間浴びるときには、

SPFが高い日焼け止めの力が必要な場合もあります。

  

 

 

紫外線散乱剤の日焼け止め

f:id:mgreen56:20171011015351p:plain

日焼け止めには、

①紫外線吸収剤

②紫外線散乱剤

という2種類で、紫外線を防ぐ方法があります。

 

お肌がダメージを受けまくってヘトヘトなときは、

②紫外線散乱剤でのUVケアの方が、肌への負担が少ないです。

 

紫外線散乱剤:酸化チタン、酸化亜鉛など
酸化チタンの方が、金属アレルギーもないので、よりリスクが少ないです。

 

 

①紫外線吸収剤

【紫外線防止の仕組み】

紫外線を浴びる

化学反応を起こす

熱エネルギーに変える

放出する

 

【特徴】

・汗に強い

・塗っても白くなりにくい

・さらさらしている

・化学反応した後は効果が弱まる

・敏感肌に刺激になる場合がある

 

 

②紫外線散乱剤

【紫外線防止の仕組み】

紫外線を浴びる

跳ね返す

 

【特徴】

・肌への負担が少ない

・汗に弱い

・塗ると白くなりやすい

・伸びが悪いものが多い

 

 

このように、紫外線散乱剤を使った日焼け止めは、お肌の上で化学反応を起こすことなく、紫外線を反射してくれます。

 

何年も、何か月もニキビができ続けるようなお肌は、とても敏感で弱っている状態にあります。

 

そんなお肌の上では、小さな化学反応も刺激になってしまうことがあるんですね。

 

伸びが悪かったり、白くなりやすいという欠点はありますが、ものを選んで丁寧に塗っていけば、決して使い勝手の悪いものではないですよ。

 


①紫外線吸収剤を使ったものでも、従来のものよりはお肌に優しい処方になっているものや、
②紫外線散乱剤を使ったものでも、白くなりにくいものなど、

研究開発が進んでいる商品も中にはあります。

 

 

まとめ

・何も受け付けない肌の時は、帽子や日傘で紫外線対策をする

・日焼け止めを塗るときは、SPF値が高すぎないものを選ぶ

・日焼けが心配な場合は、日焼け止めとファンデーションの重ね付け

・紫外線散乱剤を使った日焼け止めを選ぶ

・強力な紫外線を浴びるレジャーなどは、SPFの高い日焼け止めも使う

 

 

紫外線も、日焼け止めも、結局どちらもお肌には負担をかけます。

 

紫外線ダメージと日焼け止めダメージを比べたときに、どっちの方が防ぐべきダメージなのかを見極めることが大切ですよ。

  

●紫外線ダメージ > 日焼け止めダメージ ⇒SPFが高いもの

●日焼け止めダメージ > 紫外線ダメージ ⇒SPFが低いもの