脂っぽい肌は遺伝する?ニキビができる体質の違いはあるのか
・洗顔しても20分くらいすると脂っぽい肌になる
・常に脂っぽいテカテカした肌
・あぶらとり紙を使ってもすぐにベタベタしてくる
こんなお肌状態といつも
付き合っていると、
これは自分の体質なんだと感じてしまいますよね。
実際、遺伝によって
脂っぽいお肌になるか、
乾燥気味なお肌になるかには多少の関係があります。
多少の関係があります。
今回は、肌質の遺伝について少しお話しします(^^)
本来の遺伝的な「脂っぽい肌」
もともとの体質として、
他の人よりも脂っぽい肌だという場合は確かにあります。
・他の人より少しテカリが早く出てくる
・夏には他の人より少し化粧が崩れやすく感じる
・気温や環境によっては、1日1回は化粧直しをした方がいい
このあたりが、
もともとの体質として脂っぽいお肌に出てくる特徴です。
え?この程度なら誰にでもありそうじゃない?
と思いませんでしたか?
実は、遺伝で引き継がれる
「脂っぽいお肌」というのは、
これくらいのちょっとした違いでしかないんです。
言ってしまえば、
脂っぽさのせいでお肌にトラブルがあるというのは、
遺伝以外の要因が関係しているから起きている、ということなんですね。
脂っぽいお肌を遺伝だと感じる原因
では、どうして
「遺伝のせいでこんなに脂っぽいんだ!」
と感じるほどに、お肌にトラブルが出てしまうのでしょうか。
原因はいろいろありますが、
共通しているのは、「角質がダメージを受けている」ということです。
【角質がダメージを受けやすくなる例】
・洗顔のときに思わず脂っぽい部分に力が入る
・洗浄力の高い、さっぱり感のある洗顔料やメイク落としを使う
・アルコールが高濃度配合された化粧品を使う
・化粧品にさっぱり感だけを求める
洗顔のときに力を入れすぎたり、
洗浄力が高い洗顔料を使い続けたりすることは、
お肌の角質を必要以上に剥がしてしまう原因になります。
また、アルコールの配合量が
多すぎる製品を使い続けると、
こちらもお肌の角質が剥がれやすくなる原因になります。
さらに、保湿化粧品にさっぱり感
だけを求めて、油分を含んだクリームなどを
一切使わないことも、お肌を乾燥させて、
角質が剥がれやすくなるお肌をつくることにつながります。
↑共通していることがあるのに気が付きましたか?
どのケアも、
「極端にやりすぎ」て、
「角質がダメージを受けている」
ことがトラブルのもとなんです。
角質がダメージを受けて、
お肌が乾燥すると、
それを守ろうとして、
お肌は皮脂をたくさん出すようになります。
本来は、「ちょっとだけ皮脂が多い」
くらいの遺伝の影響だったものが、
「ものすごく皮脂が多い」
状態をつくりあげてしまうんですね。
こうなると、
やばい!皮脂をなんとかしなきゃ!!
と思って、余計に「極端なケア」を
し続けてしまう悪循環が始まります。
これでは、いつまでたっても
脂っぽいお肌から抜け出すことができませんよね。
ここで、一旦考え方を変えてみてください。
やばいのは、皮脂ではありません。
皮脂を過剰に出してしまう原因=角質のダメージです。
やばい!角質のダメージをなんとかしなきゃ!!
脂っぽいお肌の改善は、ここから始まります。
遺伝のせいだとニキビ肌をあきらめるのは、まだ早いですよ(^^)