皮膚科に行っても大学生ニキビが治らない理由
あまりにもニキビがひどくなると、皮膚科に行った方がいいのかな・・・と考えはじめますよね。
でも、いざ皮膚科に行ってみて、たくさん薬を処方されても、全くニキビが改善されなかった、という経験をしている人も多いです。
かくいうわたしも、いろいろな皮膚科をハシゴしていた内の一人です。
今回は、大学生ニキビと皮膚科についてのお話をします。
大学生ニキビの原因は洗顔のし過ぎ
まず、ニキビの原因は洗顔のしすぎである、というのが私の経験からくる持論です。
どうして洗顔をしすぎてしまうのかはいろいろあると思います。
メイクをするようになった
↓
メイク落としを使うようになった
高校生のころからニキビがすごかった
↓
ニキビ用の洗顔薬を使い続けてきた
1日何回も洗顔薬で顔を洗うようになった
どちらも原因は、顔を洗いすぎだ、ということです。
特に、高校生のころからニキビに悩んできた場合。
もしかしたら、高校時代は
「ニキビ専用」
と書かれた洗顔料を使っていたかもしれないですね。
ですが、中高生のころのお肌と、大学生になってからのお肌の状態は大きく変化していきます。
一番わかりやすいのは、思春期のホルモンバランスの乱れです。
これが大学生以降だんだんと落ち着いてくるようになります。
ホルモンバランスが整ってくると、皮脂の分泌量も落ち着いてきます。
それなのに、皮脂の分泌量が多くなっていた中高生のときと、同じ洗顔料を使っていたらどうでしょう。
本当は必要な皮脂まで、どんどん洗い流してしまいますよね。
皮膚科で治らないのは根本的な治療法ではないから
ニキビの原因は、「洗いすぎ」が大きく関係しています。
でも、皮膚科にニキビの治療に行くと、処方されるものは何でしょうか。
基本は、塗り薬や飲み薬を処方されることが多いと思います。
「洗いすぎ」が原因なのに「薬を飲む、塗る」って、おかしいですよね?
皮膚科や、ドラッグストアで売っているものも同じですが、
お薬は、ニキビを一時的に軽減してくれることはあっても、根本的にニキビ体質を改善する治療法ではありません。
皮膚科を受診する意味がある人
とにかく今あるニキビだけ少しでも軽減してほしい
こういう方は、皮膚科に行く意味があるかな、と思います。
皮膚科で処方されるお薬は強力で、できているニキビの炎症を抑えたりする効果があります。
ただしこれは、「ニキビがこの先もできなくなる」というものではありません。
何度もしつこいようですが、「洗顔のしすぎ」を改善しないと、またニキビはできてきます。
皮膚科で見てもらうのも当然お金がかかるので、自分に必要な改善策は何なのかを、よく見極めて判断してくださいね。
皮膚科選びのポイントはこちらを参考にしてみてください。