大学生に贈る~ニキビ肌を治した20代女子のブログ

今ではすっぴん肌で外出できるようになった管理人が、ニキビに悩むあなたに情報を発信しています。

夏におでこニキビができるのを防ぐには

夏になると、おでこにニキビができやすくなる場合があります。

 

わたしの顔は全体的にニキビ肌だったので、逆にあまり気づかなかったんですが。(笑)

 

夏にできるニキビの原因の一つは「汗」にあります。

汗というよりも、具体的には「水分」ですね。

 

女子のたしなみとしても、汗拭き用のタオルなどを持ち歩くようにするのがおすすめですよ。

 

 

 

顔がふやける!?汗という水分の恐ろしさ

どうして汗がニキビの原因となるのかは、実はなかなか複雑なお肌の仕組みが関係しています。

 

①水分がもぎ取られる

汗をかいても、放っておくと自然に乾いたりしますよね。

 

とくに、冷房の効いた涼しい場所に行ったときなど。

 

あれは、汗が空気中に蒸発しているということなんですけれど、

 

実はこのとき汗と一緒に、角質に含まれている水分も蒸発していってしまうんですね。

 

※角質に含まれる水分=NMF(ナチュラル・モイスチュアライジング・ファクター)

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角質の中にある、水分を蓄える機能を持った成分たち全体のこと

 

角質は乾燥すると固くなる性質があります。

 

(お餅みたいな)

 

角質が固くなると、毛穴の出口に老廃物やゴミがたまりやすくなるので、ニキビができやすくなります。

 

 

②汗で顔がふやける

汗で顔がふやける!?

 

こう聞くとびっくりしますよね。

 

でも実は、目に見えていないだけで、顔もふやけることがあるんです。

 

お風呂などに長い時間入っていたら、手足の先が白く、ふにゃふにゃになりますよね。

 

あれと同じことが顔でも起きます。

 

ただ、顔の角質層はとっても薄いので、わたし達が実感できないだけなんです。

 

 

手足の先がふにゃふにゃになるのは、お風呂やプールなど「水分」に長く浸かったときですよね。

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ということは、顔のお肌がふにゃふにゃになるのも、「水分」に使っているとき。

 

その水分というのが、夏に大量にかく汗というわけなんです!

 

 

では、汗で顔がふやけると、どういうことが起こるのでしょうか。

  

簡単にいってしまうと、

角質がふやけてとっても剥がれやすくなる、という状態になります。

 

 

硬くなっているカカトがお風呂でふやけて白くなると、

爪などで簡単に削れてポロポロ角質がとれたりするんですが、これと同じ現象です。

 

本来は順番に自然に剥がれていく角質が、ふにゃふにゃに弱くなったために、

思わぬ部分まで一気に剥がれてしまう可能性が高くなるんですね。

 

 

角質の仕組みについてはこちらも参考にしてみてください。

⇒無理やり剥がれた角質たちのその後。お肌の仕組みはこうなってます。

 

 

角質が無理やり剥がされると、角質の成長が追い付かなくなります。

 

未熟な角質では肌を守り切ることができずに、ニキビができる原因となります。

 

 

夏におでこニキビができる理由

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大量の汗は、ニキビができやすい環境を作ってしまうということがわかりました。

 

1年の中でもっとも汗をかくのは、基本的には夏ですものね。

 

では、全身汗だくになる夏なのに、どうしておでこにニキビができやすい環境が作られてしまうのでしょうか。

 

 

――ここからはわたしの推測になります。

 

まず、女子の場合は前髪を下ろしている人が多い、ということも関係しているんじゃないかと思うんですね。

 

汗をかいても前髪に水分が吸収されるので、流れ落ちにくくなって、おでこに水分がずっと触れている状態になります。

 

自分ではあまり実感していなくても、鏡を見たら髪の毛の内側がびしょびしょになっていた!!

 

なんて経験はありませんか?(笑)

 

結構な重みのある前髪で、ぱっつんにしている場合などは、もしかしたら前髪の内側が汗で蒸れている状態になっているかもしれません。

 

汗をそのまま自然乾燥させると、汗と一緒に角質の水分がもぎとられます。

 

 

水分がとられる=乾燥する

角質が硬くなる

皮脂や老廃物が毛穴にたまる

ニキビができる

 

汗を放置したために、おでこニキビができてしまうパターンですね。

 

 

 

二つ目は、夏の紫外線対策のために、帽子をかぶっている場合ですね。

 

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 帽子を脱いだらおでこが汗でびしょびしょ!

 

なんて経験はどうでしょう?

 

帽子は直接の紫外線は緩和できるアイテムですが、

ずーっとかぶっていると、帽子とおでこが触れている部分がどんどん蒸れてきます。

 

 

おそらく、室内に入らないと帽子ってとらないですよね。

 

おしゃれで帽子をかぶっている場合は、室内でも脱がないかもしれません。

 

すると、おでこはずーっと汗で濡れたままになってしまいます。

 

先ほどの、角質がふやけている状態になってしまうんですね。

 

 

角質がふやける=摩擦に弱くなる

角質が必要以上にはがされる

未熟な角質がむき出しにされる

肌を守る力が弱く、角質が硬くなる

皮脂や老廃物が毛穴にたまる

ニキビができる

 

これは、汗で水浸し状態にされてできる、おでこニキビのパターンですね。

 

 

夏におでこニキビができないようにするには

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大量の汗が、おでこにニキビを作りやすくしているということがわかりました。

 

じゃあ、汗をかかないようにすればいい!

 

と言いたくなりますが、まぁ、それは難しいですよね(笑)

 


誤解しないでいただきたいんですが、汗自体は決して悪者ではないんです。

汗は、お肌に必要な水分を保つために、なくてはならないものなんです。

これについては、また別の機会にお話したいと思います。

☆更新しました
⇒汗をかかないのにニキビができる?汗とニキビの関係

 

おでこにニキビができにくくするための、一番簡単な方法は、こまめに汗を拭くということです。

 

そんなこと?と思うくらい簡単ですよね?

 

いくら大量の汗が角質をふやけさせるといっても、それは何時間も汗を放置していた場合です。

 

タオルさえ持ち歩いていれば、すぐに実行できる方法なので、試してみてください。

 

 

ただし、汗の拭き方には気を付けてくださいね。

 

お話したように、汗でびしょびしょになったお肌は、ふやけてとーっても弱い状態です。

 

ゴシゴシとこすったりでもしたら、角質がどんどんはがされてしまいます!

 

汗を拭きとるときは、優しくポンポンっとタオルを当てて、水分をタオルに吸収させるようにして拭き取ってあげてくださいね。

 

 

まとめ

夏におでこニキビができやくするなる原因の一つは、汗を大量にかくからです。

 

おでこを乾燥や水浸し状態から守ってあげるためにも、こまめに優しく汗を拭きとるように気を付けてみてください。

 

ただし、汗自体は悪者ではないので、その点はお忘れなく(^^)