レーザー治療をしてもニキビができなくなるわけではない
ニキビに真剣に悩んでいると、
レーザー治療を受けた方がいいのかな、と考えることもあると思います。
実際、レーザー治療をしたらニキビができなくなりました!
という口コミがあったりするので、とても魅力的に感じますよね。
結論から言うと、レーザー治療は
今あるニキビには効果がある場合もあるが、根本的にニキビができない肌になるわけではない
という治療法です。
ニキビに効くといわれるレーザー治療とは?
レーザーと一言にいっても、ものすごくたくさん種類があります。
〇IPL
〇クリアタッチS
〇PDT光線力学療法
〇KTPレーザー
〇パルスダイレーザー
〇Nd:YAGレーザー
〇1450 nm ダイオードレーザー
〇1540 nm Er:Glass レーザー
参照: ニキビLabo 皮膚科の先生の薬になるニキビまとめ
これでも一部です。
アクネ菌を殺菌するためのレーザーや、皮脂を抑えるタイプなど、目的やニキビの状態によって使い分けられたりします。
エステで勧められるフォトフェイシャルって?
美容エステなどで、よくニキビ治療として提案されるのが「フォトフェイシャル」という単語です。
フォトフェイシャルとは、エステのコースの名前ではなく、そこで使われている機械の名前なんですね。
フォトフェイシャルという機種で治療しますよ~、ということです。
このフォトフェイシャルというのは更に、IPLという機器の一種でもあります。
IPLとは、Intense Plused Light(インテンス・パルス・ライト)の略です。
「ライト」というように、特殊な光を当てて治療する機器です。
特殊な光を当てて治療することを、「光治療」と言ったりします。
なんだかややこしくなってきましたね。(笑)
光治療 > IPL > フォトフェイシャル
単純化するとこんな感じでしょうか。
光治療の一部がIPLで、IPLの一部がフォトフェイシャルと呼ばれるものです。
レーザー治療は強力なニキビ薬と同じ
さて、わたしの見解としては、以前アップした「皮膚科に行っても大学生ニキビが治らない理由 」の記事と同じです。
今できているニキビには、一定の効果が見込めるかもしれないが、ニキビができなくなる肌になるわけではない
というのがレーザー治療です。
だから、レーザーでのニキビ治療は意味がない、なんてことは言いません。
実際わたしもニキビを何とかしたくて、皮膚科にも言ったし、エステに通った時期もあります。
自宅でもできる、ハンディタイプの光レーザーを買ったりもしました。
↑大学生のころになけなしのお金で買いました・・・。(苦笑)
ただそれでは、根本的なニキビ肌の解決にはならなかった、
というのがわたしの体験談からできるお話です。
根本的なニキビ肌の改善とは
このブログでは何度もお話することになると思いますが、根本的にニキビ肌を改善するためには
肌の本来持っている機能を回復させる
ということをする必要があります。
そのためには、
肌を洗いすぎる
ことをやめて、
肌の刺激になるもの
をやめることが必要です。
レーザー治療に意味がないとはいいませんが、決して安くはないお金がかかります。
あなたがこれから先ずーっと「どんなお肌と付き合っていきたいのか」をよく考えてみて、
あなたの目的に合ったニキビ改善方法を選んでくださいね。