乾燥肌でパックするとニキビができるワケ
ニキビができる原因は乾燥だ!
と聞いたら、どうしてもまず考えるのが化粧品による保湿ですよね。
ニキビができるくらい乾燥しているんだから、念入りに保湿しなくちゃ!と思ったときにたどり着くのが、「保湿パック」です。
ところが、肌にうるおいをもたらすはずの保湿パックで、ニキビが悪化してしまうケースが結構あるんですね。
今回は、乾燥ニキビ肌と保湿パックの関係についてです。
保湿パックが使えるのは健康的な肌!
これ、すっごく大切なので覚えておいてください。
保湿パックが使えるのは、あなたのお肌に特別なトラブルがないときです!
え?ニキビを治したいのに?
と思っちゃいますよね。
もしも、あなたのお肌が
・繰り返しニキビができる
・炎症ニキビがある
・極度に乾燥している
こんな敏感なお肌状態の場合は、保湿パックを使わないようにしてくださいね。
パックや化粧品ではニキビは治らない
そもそも化粧品とは、
健康的なお肌をサポートして、それを維持していくもの
なんです。
治療薬ではない、ということですね。
いろいろな化粧品に何万というお金を使ってきたら、ちょっとこれはショックなことですよね・・・。
詳しくは、こちらの記事も参考にしてみてください。
パックをするとどうしてニキビができるのか
パックをすることでニキビができる原因の一つは、角質のバリア機能の低下です。
本来は、角質がパックの保湿成分をためて、お肌を潤いのあるものにしてくれるんですが、
この角質がボロボロの状態だと、保湿成分が角質にとどまらず、さらに奥の細胞まで「侵入」してしまうんですね。
肌の奥とは、角質を作り出す細胞です。
保湿成分がどんなにいいものでも、角質の奥の細胞にとっては、ダメージを与える侵入者です!
角質を作り出す細胞がダメージを受けると、
お肌の角質を作り出すサイクルが乱れて、
肌が乾燥するようになり、
ニキビができるようになります。
つまり、
パックそのものが悪いわけではないが、そのときの肌状態によっては、ニキビの原因になってしまう
という仕組みだったんですね。
パックをしたらニキビができてしまったら、それはまだ、あなたのお肌にパックを受け止める準備ができていなかったということです。
まずは、お肌の角質をしっかり育てていくことが優先的です。
ちゃんと角質が育てば、パックでより潤いのある肌を目指すこともできるようになりますよ。