大学生に贈る~ニキビ肌を治した20代女子のブログ

今ではすっぴん肌で外出できるようになった管理人が、ニキビに悩むあなたに情報を発信しています。

毛穴パックで鼻がボコボコ!毛穴目立ちを改善するには?

良かれと思って使った毛穴パックのせいで、鼻の表面がボコボコになって、毛穴が目立つようになることがあります。

 

目に見えてゴソッと角栓がとれるのが気持ちよくて、一度ハマると抜け出せなくなるんですよね。

 

もちろん、わたしも経験者です。(^^;)

 

 

毛穴パックは、一瞬角栓がとれて毛穴がきれいになったように見えますが、実際には乾燥やニキビ、毛穴の広がりのもとになってしまいます。

 

まずは、残りのシートがもったいなくても、毛穴パックを使うのはやめるようにしてくださいね。

 

 

 

毛穴パックは角質をごっそりもっていく

毛穴パックにもいろいろ種類がありますが、

鼻につきやすい形に切り取られている、シートタイプのものをイメージするとわかりやすいと思います。

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 毛穴パックは、渇くと結構な粘着力で鼻にくっつくようになりますよね。

 

これを力技ではがします。

 

すると、ごっそりと白い角栓がツララのようにとれます。

 

 

ところがこの時取られるのは、角栓だけではありません。

 

鼻回りの「角質」も、強引にもぎ取られてダメージを受けています。

 

 

毛穴パックを見ると、ツララのような角栓とは別に、皮膚の一部のようなものがはがれていることはありませんか?

 

ここまで来ていたら、鼻の角質には相当なダメージを与えていると思ってくださいね。

 

 

角質がはがれると、乾燥が起きる

角質は、何層にもなってできているものです。

 

一番外側の角質が、いろいろなダメージからお肌を守っています。

 

役割を終えると、角質は普段の洗顔などで、自然とはがれて、次の新しい角質がお肌を守るようになります。

 

 

ところが、毛穴パックでこのサイクルを乱してしまうと、

まだ表に出る準備ができていない次の角質を、無理やり外に出すことになります。

 

未熟な角質は水分を保つ力がないので、乾燥するようになります。

 

 

こちらでも、もう少し簡単な言い回しで説明しています。

⇒洗顔料使わない方が肌の調子がいい理由

 

 

乾燥した角質は硬く、小さくなります。

 

お吸い物に入っている「お麩」をイメージするとわかりやすいですね。

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そのままだと乾燥して硬いのに、お吸い物の中に入れると、水分を吸ってやわらかく、大きくなります。

 

おしるこのお餅とか、コーンスープのクルトンなんかもそうですね。

 

あと、カップヌードルの肉の塊とか、卵とか。

 

・・・まぁ、この辺にしておきますね。(笑)

 

 

毛穴パックを使い続けて、乾燥した鼻のお肌は、この食べ物たちと逆のことが起きているんです。

 

水分を奪われて、カチカチに小さくなっているということですね。

 

 

角質が縮こまり、毛穴がボコボコに

ここで、ようやく毛穴の広がりとつながってきます。

 

一つ一つの角質が硬くなり縮こまると、このような状態になります。↓

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皮膚の面積は、自由自在に変わりませんから、角質が縮こまって水分を失った分は、毛穴周りに影響を及ぼしてしまうんですね。

 

毛穴周辺の皮膚が引っ張られ、毛穴がボコボコと目立つようになってきます。

 

 

毛穴が大きくなったら、当然、そこにたまる汚れや角質も目立つようになります。

 

「やばい、また毛穴が汚れてる!パックしなきゃ!」

 

と思って、毛穴パックを使えば、また同じことが繰り返されて、悪循環がはじまります。

 

いつまでたっても、毛穴のボコボコは改善されません。

 

 

 

毛穴パックでボコボコになった肌を改善するには

毛穴パックで毛穴はきれいになるどころか、どんどんダメージを与え続けているということが分かりましたね。

 

では、すでにボコボコになってしまった毛穴を改善するには、どうしたらいいのかというと、

 

水分を蓄えたふわふわのお麩のような角質を、また増やせばいいんです。

 

 

まずは、毛穴パックをやめてください。

 

これはすぐにできますよね。

 

そして、水分を蓄えられる角質を増やしてください。

 

実はこれ↑がやっかいです。

 

 

角質を増やすといっても、外からペタペタ新しいものを貼るわけにはいかないですよね?(笑)

 

ということは、ふわふわの角質を増やすためには、内側から育てていくという方法をとるしかありません。

 

 

しかし、毛穴がボコボコになっているお肌は、角質自身にお肌を守る力がなく、とっても弱っている状態になっています。

 

すると、化粧水などの保湿成分をたっぷり塗っても効果がないどころか、かえって刺激になり、角質が育たなくなることがあります。

 

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 参照:サッポー敏感肌脱出プログラム

  

角質よりもさらに奥の、角質を生み出す細胞がダメージを受けてしまうんですね。

 

これでは、いつまでたってもふわふわな良い角質は育ちません。

 

 

さらに、いい角質を育てるためには、今ある角質がムリにはがされるような習慣もなくさなければなりませんね。

 

【角質をはがす例】

・指や爪で角栓を取ろうとする

・毛穴パックをする

・メイク落としをする

洗顔をする

・タオルで肌をこする

 

これらを極力なくすことが必要になってきます。

 

とくに難しいのが、洗顔とメイク落としです。

 

いずれも、洗浄する力があるものですね。

 

 

良い角質がお肌を守ってくれているときはいいですが、

今のあなたのお肌はもう疲れ切って、外からの刺激を受け付けない状態の可能性があります。

 

すると、この洗浄力にも角質が耐えきれず、どんどんはがされてしまうんですね。

 

毛穴パックと同じような状況になってしまいます。

 

 

 

まとめると、毛穴のボコボコを改善するには、

 

・角質より奥に浸透しない保湿

・洗浄力を弱めた洗顔

・メイクだけを落とすメイク落とし

 

が必要になってくるということです。

 

一筋縄ではいかないというのが、イメージしてもらえましたか?

 

でも、傷が自然と治るように、わたしたちのお肌は回復する力をもっています。

 

角質に優しくしてあげれば、少しずつお肌も答えてくれるので、焦らずにケアを続けていってください。

 

 

具体的な方法は、順次ご紹介していきますので、参考にしてみてください。

  

・すぐに始められる洗顔方法はこちら

⇒ニキビには水洗顔+〇〇で改善することができる

 

・メイク落としを使わないメイクという選択

⇒メイク落としはニキビ肌に大敵!

 

・より短期間で効率よく肌質改善をしたい場合はこちら

⇒サッポー敏感肌脱出プログラム